相続の経験をまとめます。

老親を亡くした後の手続き、相続のトラブルや様々な経験を通し、知恵をまとめます。記事のリストは上のタイトルをクリックしてください。

(D010)後見人となった司法書士との打ち合わせ(その1 引継ぎ品)

1.はじめに


いよいよ後見人が選任され、顔合わせと母の財産の引継ぎが行われました。
その時に何が引き渡されるのか、
後見人へ今後の見込みを質問した結果、
そこからわかったこと
を書いていきます。

 

私の事例では、申し立て後約1ヶ月で後見人が決まった旨の「審判」が裁判所で下りました。
その2週間後に確定となり、正式に成年後見人となった司法書士にあてにその連絡が行きました(2021年8月)。

 

2.顔合わせと財産引継ぎ


成年後見人に選任された司法書士(以下後見人)に直接会い、身分証明書を確認した上、以下の母の財産を引き継ぎました。
※今年初めに相談をした司法書士Aとは別の人です。

 

引き渡したもの
①通帳とキャッシュカード
原本を引き渡しました。
今まで使用していた印鑑、インターネットバンキングの暗証番号等は、引き継ぎ不要とのことでした。今後は従来の印鑑やインターネットバンクの暗証番号は使えなくなり、後見人の印鑑等に切り替わるとの事です。

 

②母宛に今まで実家に届いていた以下の資料
・カード会社:母が持っていた(紛失した)クレジットカードが解約されておらず、年会費が引き落とされているため、これを解約する。
・証券会社からの残高通知:過去に取引があったようで、数円の残高があった。これを整理するため。

 

3.母と後見人の面会


本来は選任段階や確定後に本人(私の母)に会うことになっているが、コロナのため現在は行っていないとの事。
後見人が母がいるグループホームに電話を入れ、施設長と話をし、必要書類を郵送する旨伝えたとのこと。

 

(記事番号D011へ続く。 後見人との質疑について書いています。)

 

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