1.はじめに
これから遺産分割協議のプロセスを記載していきます。
父の遺産調査が一通り終了し、相続税はかからない範囲だとわかりました。
いよいよ遺産分割協議に進みました。
私は、遺産分割協議を自分たちで出来るところまでやってみようと考え取り組んでみました。しかし、それは色々な意味で甘い考えでした。
現在、そしてこれからも未知の世界が展開されていきますが、終わりにはほど遠く、どのような形になるのかはさっぱりわかりません。
そして、日数。これも一向に見えません。
弁護士契約から成年後見人が決定し、実際の動きが始まるまで5か月かかりました。
しかしこれは、遺産分割協議のための前段階にすぎません。協議はまだ始まっていません。
弁護士の世話になり、兄弟間で争うことなど誰でもしたくないと思うはずです。金と手間、時間は別なところで活用したいものです。でも自分はそうなってしまいました。
妻もこの事が原因でこの一年不安定なままです。協議のことはお互いに何もわからない中で6時間以上も想像想定の堂々巡りを妻と繰り返し、休日が終ったことも何回もあります。
これを読んでいる人たちにはそのような状態はにならないで欲しいと思います。
そのために、私の経験がどこかの誰かが「こんな事例があった」と少しでも参考になれば、と考えています。
もし参考になっているのから、このブログを行っている意味はあるのかと思っています。そして自分の協議の推進力も出てくるものと思います。
今後の記事は、今までのように「ポイント」の形でまとめられることは少なく、日記形式になると予想します。
どのような経緯だったのか。
そのとき私は何を考え、行動したのか。
兄は何を考えたのか(私の推測)。
これからその詳細を記していきます。
1つの事例がどのような流れで展開し、どのくらいの期間、金額、必要な書類などは、最低限わかるようにしていきたいと思います。
教訓と実感したものがあれば随時整理します。
※協議の具体的内容については、途中で随時公開はできず、決着後に順次公開になると予想します。
皆さんは遺産分割協議に失敗しないようにしてほしいです。このような本がありますのでご紹介しておきます。
「相続で絶対モメない遺産分割のコツ 言葉・空気・場の読みまちがいが命取り!」という本です。
また、この本の簡単な説明を記事としています。こちらも参照願います。
2.今後の記述にあたり言っておきたい事
(一部過去記事の繰り返し)
今後の記事は役所や銀行などとのやりとりではなく、遺産分割協議相手である兄個人とのやりとりです。
個人の感情がぶつかります。
金も絡みます。
何より兄弟ですから、長年持ち続けてきた感情があります。
節度を持った対応ができなくなることが増えます。
争いとなり、増幅していき、トラブルとなります。
遺産分割協議の交渉を進めていく経験を私が伝えるためには、作者である私の考えが基盤となります。
交渉の段階ごとに相手(兄)の動向を説明する必要がありますが、それはあくまでも私が見た事実と私の推測によります。
つまり争っている相手の事を、私を通して書くことになります。
兄と私は質はともかく兄弟ですので、お互いへの考えや感情がたくさんあります。
兄弟を持つ人なら理解頂けると思います。
しかし、その考えをここでは全て説明しきれません。
今後私の記述で相手への誤解や偏見などが多く含まれる可能性があり、ネガティブな記述、なぜそのような考えとなるのか理解できない記述が出てくると思います。
そのため、
読んでいて不快に思う、
私の考えが間違いとの印象を抱く
何でそのような気持ちになるのか理解できない
などがあると思います。
今後の記事は、以上が発生することがありえる事を踏まえお読みいただきたいと思います。
※このブログの記事について、読んでいただきたい順番(カテゴリ毎)にリンクを並べたページはこちらです。こちらを起点として各記事をお読み頂くとよいかと思います。